POST TITLE - 2017.11.28
KAPTAIN SUNSHINE のダッフルコート
今年も発売されてます
このダッフルも格好良いなぁ・・
Surf&Tailor MOAT ではダッフルコートといえば
インバーティアを毎年おすすめしているわけですが
キャプテンサンシャインのダッフルもすごく良いんです。
同じ「ダッフルコート」ではありますが
毛色の全く異なるダッフルコートです。
キャプテンサンシャインのダッフルは
ミリタリーウェアとして使用されていた1940年代までのモノ。
インバーティアのダッフルは戦後にファッションとして
着られるようになったダッフルコート。
インバーティアが洗練されたモダンなダッフルコートなら
キャプテンのそれは無骨で男くさいダッフルコート。
そんな感じです。
着用スタイルも異なりますから
同じダッフルコートと言っても
全くの別物、という認識。
だから、どちらも仕入れているわけです。
違いはたくさんありますが
わかりやすいのはやはり、
ひも+ウッドトグル でしょうか。
ミリタリーダッフルの特徴的なディテールです。
これ以外の釦仕様もあったとのことですが
私は見たことはありません・・
対して、レザー+ホーントグルは戦後の
50年代以降のディテールです。
はじめにレザー+ホーントグルを採用したのは
あのグローバーオール社だったようです。
(間違ってたらごめんなさい)
グローバーオールのダッフルは
MOATでは扱ってませんけど・・
その他にも
フラップなしの腰ポケットや
ゆったり目な1ピースアームホールなど
無骨に見えるディテールが満載です。
その他、詳しいことは店頭でお話ししますので
ご興味のある方は店頭で。
で、このキャプテンのダッフルコート。
無骨だとか男くさいとか説明しましたが
それだけが特徴なのではありません。
その辺のディテールだけなら、それこそ
グローバーオールのモンティ※が一番でしょう。
(※ww2のダッフルをモチーフにした人気モデル)
でもキャプテンのダッフルには
他のブランドが真似できないものがあるんですよね。
それはこの生地使いです
よく見ると、とっても上品な光沢があって
高級感たっぷり。
それにこのカラーも絶妙です。
ダウンジャケット同様、2色展開です。
WALNUT(クラシカルなくすんだオレンジ色)
と
NAVY
ギャップについて書きましたが、
このダッフルコートもそんなギャップを感じるアイテム。
すごく無骨なダッフルコートなのに、
Super100’s のとっても上品なファブリック。
SUPER100’sというのは
ウールの原毛の質の目安になるもので
説明すると長くなるので省略しますが
繊細で上質なウールを使用している、ということです。
と、まぁ色々と書きましたが・・・
着て、格好良い!というのが一番のウリです笑
着ると、さらに良いんですよ・・
どちらのスタイリングも
ダッフルコート発祥の国である英国つながりを意識して
ガンジーセーター、インバーアランをインナーに。
あぁ、こんなダッフルで海に行きたいなぁ・・・
海に着ていった時に
ポーイと後部座席に投げ捨てられる気軽さと
カジュアルスタイルでも上品に見える生地感。
本当にバランスの良いダッフルコートです。
インバーティアはちょっと上品すぎるかも、という方は是非。
どちらを選ばれても、間違いのないコートですのでご安心を。
オンラインストアにもアップしましたので
チェックよろしくお願いします。
来年もキャプテンからダッフルコート、発売されるかなぁ・・・
ではでは今日はこのへんで~