POST TITLE - 2021.02.11
アンカーブリッジ オーダー会のモデル紹介①
アンカーブリッジのオーダー会2/20(土)から
こんばんは。
今回で3回目です。
ANCHOR BRIDGEのアンカーブリッジの
レザーシューズのトランクショー(オーダー会)
開催期間は2/20(土)~2/26(金)
の1週間です。
・タッセルスリッポン
・プレーントゥダービー
・バブーシュ
の3種類を通常ラインナップにはないレザー、
仕様でオーダーいただけます。
オーダー会までのあいだ
3種類のモデルを順に紹介していきたいと思います。
ということで、今日はタッセルスリッポンから
私にとっての初アンカーブリッジで
ブランドと出会った当時から愛用していることもあり
最も想い入れの強いモデルです。
足によく馴染んでいることもあり
今でも出番が多い1足。
ちなみに、新品の状態だとこんな感じです。
このレザー。
パッと見ただけでも普通のレザーとは
何となく雰囲気が違うの、わかりますよね?
これは「リバース」と呼んでいます。
銀面と言われる革の表面ではなく
床面、つまり裏側を使っています。
裏側の風合いをそのまま活かして仕上げたものが
みなさんご存じの「スウェード」ですが
そのスウェードの起毛を顔料とオイルでプレスして
起毛感をあえて潰したような仕上げなのです。
ですので、
着用していくうちに、地の床面が徐々に姿を現します。
↓↓↓は私が着用しているものですが、
ケバケバしてきているのがわかりますか?
私はこの変化を楽しむために
あえて特別なお手入れは何もしていませんが、
当初の雰囲気を保つようなケアも可能です。
そして、これと同じレザーのブラックはこちら。
黒も良いですね。
ワイルドなレザーなのですが、
タッセルスリッポンのデザイン、上品なつくりによって
品のある靴に。でもやっぱりワイルドにも見える。
この不釣合いなものを絶妙なバランスで
上手くまとめ上げているところが
スゴイなと思うところです。
他にないアンカーブリッジの魅力です。
さらに、この絶妙なバランスと言えば
このレザーも外すわけにはいきません
クーズーレザー KUDU LEATHER
アンカーブリッジお得意のクーズーレザー
これまたワイルドなレザーなのに
とっても上品な靴って感じ。
キレイ目なスタイルで使うも良いし、
グッとカジュアルなスタイルで使うのもおすすめですよ。
こんな感じでロールアップしたペインターパンツに
合わせてもイケてます。
そして、最後はグッと上品に、ドレス感アップの
スーパーバック(CHARLES F STEAD)
英国老舗タンナーのCharles F Stead 社の
とっても高級感のあるスウェードです。
これは私がオーダーして作ってもらった
黒のスウェード。
最近も引き続き、黒スウェードが気分ですね~。
めちゃくちゃ気に入ってます笑
スーツにも合わせるし
もちろんカジュアルなスタイルにも
夏場はこんな感じで色落ちデニムに。
そして、続いてスーパーバックの色違い
これも良いですよね~
今回のオーダー会で
オーダーするか悩んでいるものが2つあります。
そのうちのひとつがこの色のタッセルです。
今、ネイビーのコットンスーツをオーダーしているのですが
そのコットンスーツに合わせたいなぁ、と。
もちろん、ジーパンとか、軍パンにも合わせても
格好良いはずなので、そんなのも視野に入れて。
とまぁ、こんな感じで
同じデザインのタッセルスリッポン(タッセルローファー)
であっても、レザーが変わればグッと雰囲気が変わります。
これを楽しめるのがオーダー会の良いところ。
あとは、オーダー会ならではのメニューというのが
もうひとつありまして、
このスリッポン、今までのものと何かが違うのですが
どこが違うか、わかりますか??
革が違う、じゃないですよ笑
ちなみに、これはクーズーレザーのこげ茶です。
気が付いた方はきっと革靴好きですね。
はい、答えはこちら
グッドイヤーウェルト製法です
通常、アンカーブリッジの
タッセルスリッポンはマッケイ製法なのですが
オーダー会ではグッドイヤーウェルト製法も
お選びいただけます。
グッドイヤー、マッケイのメリットやデメリットなどは
ここでは省略します。ご興味のある方は店頭で。
ということで、最後に価格。
タッセルスリッポン(タッセルローファー)
マッケイ製法 60000円~
グッドイヤー 70000円~
ソールの仕様などで
ちょこっと有料オプションがあったりします。
革靴の値段
なんか最近、いろいろなものの値段(洋服のね)
が高くなっていますよね。
アウターで10万円超えなんて、当たり前だし
なんか60000円、70000円で完全ハンドメイドの
これだけきっちりとした革靴が買えると思うと
それほど高いとは思わないのですが、
感覚がバカになっているんでしょうか・・笑
それでも、
やっぱり、村橋さん(アンカーブリッジデザイナー)に
実際に作っているところを見せてもらうと、
『本当に手で作っているんだなぁ』って強く実感するし
一枚の革が立体的になっていく過程を見ると
本当にすごいことをやっているなぁ、
って感じるんですよ。
こんなこと絶対に出来ない・・って。
(当たり前なんですけどね)
冷静に考えてみて下さい、
これを全部ひとりで作れるんですよ笑
やっぱり、実際に作り手さんのことを
良く知っているからこそ、
想いとか、こだわりとか、
そいういったところがわかるからこそ
愛着が湧くし、好きにもなる。
だから、実際に作り手さんとお話しできる
こういったオーダー会ってのは良いと思うんですよね。
20(土)、21(日)は村橋さんも店頭に
いらっしゃいますので、
もし、お時間に余裕があれば
20(土)、21(日)にご来店ください。
22~26に関しては、残念ながら
私のアンカーブリッジに対する想いを
聞いていただくことになります笑
ということで、今日はこのへんで失礼します。
ついつい長くなってしまった。
こんなに書くつもりじゃなかったのに、
後半、熱くなってしまいました。
では、
次回は2回目プレーントゥ・ダービーについて
説明させていただきますね。