POST TITLE - 2020.08.21
ANCHOR BRIDGE の BABOUCHE
アンカーブリッジのバブーシュ
こんばんは。
明日8/22(土)から29(金)まで
開催するアンカーブリッジのトランクショー。
ざっくりと昨日のブログで紹介しましたが
今日は、ニューモデルの
BABOUCHE バブーシュ
について解説させていただきます。
「バブーシュ」というと
民芸品屋さんに売っていそうな
ハンドメイドで装飾の入ったカラフルなスリッパ
こんなイメージですよね。
そんなスリッパであるバブーシュを
アンカーブリッジのフィルターに通して
出来上がったのがこれです。
バブーシュらしく、
かかとを踏んでもきっちりと履くことが出来るように
設計されています。私は踏まないけど笑
昨日も書いたのですが、
実は、はじめに見たその瞬間から
それほどグッときたわけではなかったのです。
「面白い靴だなぁ、相変わらず良いトコロをついてるなぁ」
くらいの感じだったのですが
デザイナーの村橋さんが着用しているのを見て
お~!めちゃくちゃ格好良いじゃないか、と笑
モノだけ見た時と
実際に着用している姿を見た時で
ここまで見え方が変わるのか、と驚きました。
これだから洋服はやめられません。
本当に面白いです。
で、
オーダー会に向けて、
一足先に自分用をオーダーさせてもらったのがこれです。
私はスウェードの黒でオーダーしました。
ドレスシューズのようなエレガントな顔立ちなのに
カジュアルシューズのように気軽に履くことが出来る。
Tシャツにペインターパンツ、
そんなカジュアルなスタイルの場合
普通の革靴を合わせるには勇気が必要です笑
でも、このバブーシュなら、
いけてしまうんですよね。
なんかね、説明が難しいですけど
例えば、↓↓これだとカッチリしすぎるし
レインボーサンダルの靴↓↓
もバッチリはまりそうだけど、カジュアル感が強くなる
そんな時にこいつがちょうど良いんです。
レインボーサンダルのシューズシリーズは
あなたもすでに愛用されているかも知れませんね。
私も最高の靴だと思っているわけですが
レインボーの靴は、革の靴でありながら、
スニーカーにとても近いポジションの靴です。
まぁ、それが良いところなんですど
もうちょい、カッチリ感や上品さが欲しい、
って思うこともあるんです。
でも、ドレスシューズではちょっとかたすぎる。
ちょっと大人っぽいスタイルで決めたいけど
カッチリとした革靴をカジュアルな洋服に
合わせるのに抵抗がある、って方は非常に多いと思います。
そんな方にはとても良いのではないかな、と。
さらにもうひとつ大きなポイントがあって
それは
『ジャンルに縛られない』
というところ。
どういうことか、というと
例えば、誰もが知っているであろう
『レッドウィング』
レッドウィングの875は
「ワークブーツ」というジャンルですよね。
だから、コーディネートを考える時には
ワークブーツとしての履き方を考えると思います。
さすがにこれをスーツに合わせようって人は
居ませんよね?笑
ファッションにそれほど詳しい人でなくとも
なんとなく、
ジーパンやチノパンに合わせて履くと良さそう
アメカジっぽい
所さんが履いてそう
浜ちゃんが履いてそう、
みたいなイメージが出来るかと思います。
誰が見ても、ある程度イメージが湧くものって
その安定感がメリットになるという反面、
外してしまうと、とんでもないことになる笑
というデメリットもあります。
やっぱ、
スーツに合わせるとおかしいですもんね。
20年前はたまに居たんですけどね・・
今も居るのかな、そんな人。
スーツにアイリッシュセッターで
グレゴリーのリュック、
ポケットにはレッドムーンの財布!!笑
とまぁそんな話しは置いておいて
『このアイテムはこういうジャンルだろう』
とイメージが定着しているアイテムやブランドは
良いところも、良くないところも
あると思うんです。
そんな風に考えると、このバブーシュに関しては、
『ジャンルレスな靴』
何者なのか、よくわからないので笑
使える幅がものすごく広いと思うんです。
『革を使った、品良く見える靴』
それくらいの情報しかないので笑
なんか、そういったところも
アンカーブリッジらしいなぁ、なんて思うんです。
アンカーブリッジのアイテムって
すべてにおいて、直球・ど真ん中!!
みたいなアイテムではなくて
そうきたか!
みたいな絶妙な落としどころに
センスを感じるし、他のブランドにはないものを
感じるんです。
『直球・ど真ん中』のアイテムなら
有名ブランド、一流ブランドなど、
世の中にたくさん溢れてますから。
直球・ど真ん中のアイテムの良さ
そうでないアイテムの良さ
それぞれの良さがありますから
必要に応じて使い分けるのが良いということですね。
これ、伝わるのかなぁ・・
文章ではなかなか難しいなぁ。
最後に実際に履いたところをご覧ください。
明日からの1週間、お待ちしております。