POST TITLE - 2019.06.02
Surf&Tailor MOAT の SUMMER HAT
慣れだと思います
こんばんは。
今日はハットを紹介します。
少し前からスタイリングなどで使っていたやつです。
ハットかぁ・・興味はあるけどなかなか・・・
という方にもぜひ試してもらいたい。
慣れだと思いますよ~
MOATらしく
ラフなサーフスタイル、夏のスーツスタイル、
様々なスタイルにハマるハットに仕上がりました。
Tシャツでさらっと被るのも良し、
夏のパーティスーツスタイルに取り入れるも良し。
これまでキャップやウォッチキャップは
オリジナルのものを色々と作ってきましたが
カチッとしたハットは初めてです。
ハットを作ることになった経緯は諸々あるのですが
一番は友人の紹介で、素晴らしい帽子メーカーさんと
出会えたことでした。
神戸にある帽子メーカーさんなのですが
創業が1940年という老舗で、
さらに
オリンピックの日本選手団の帽子を手掛けていたり、と
お話しを伺うとすごいメーカーさんでした。
これは!と思い、
うちの帽子を作っていただけませんか?
とお願いしてみると、快諾してくださり、
オリジナルの帽子を発売出来ることになったのです。
まずは帽子について色々と教えてもらうところから始まり
工場を見学させてもらい、
じわじわっと時間をかけてようやく完成しました。
色々と悩みまくりましたが、なんとか完成。
モデルは
『STANDARD』と『ATLANTA』という2型です
左:ATLANTA 右:STANDARD
今回、オリジナルハットを作るにあたり
色々と悩んだことがありますが
そのうちのひとつが材料選び。
サンプルもいくつか作ってもらったのですが
サンプルが出来上がってからもさらに悩みました。
高級な素材を使うと雰囲気はすごく良いのですが
価格が高かったり、
素材自体がとってもデリケートだったり、
.
今回は
「HAT入門の方にもチャレンジしてもらいたい」
というコンセプトもあったので、
価格は抑えつつ、良い雰囲気も出る麻を使いました。
広義に「麦わら帽」と言われたりしますが
実際に麦を使っているものはまぁまぁ高級で(笑)
麦わら帽と言われている多くの帽子は
その他の素材だったりします。
そうそう、
実際にこのようなハットがどのように作られるのか、
みなさん、考えたこともないかと思うので
製作の工程の一部だけですが、
動画を撮らせてもらいましたのでご覧ください。
↓のきしめんのようなブレードと呼ばれる素材を
縫いあげ、帽子のかたちを作っているのです。
あとは木型を使って成型し、仕上げ工程です。
ひもが帽子のカタチになっていたんですね。
確かに、よく見てみるとわかることですが
そんなこと、考えることもありませんものね(笑)
ということで出来上がった2型のハット。
左:ATLANTA 右:STANDARD
見た感じ、カタチが違うのがわかりますよね??
●STANDARD(右)
名前の通り、スタンダードなクセのないシェイプで
おそらくこのタイプが人気になるだろうなぁ、と。
お好きなハットのフォルムは人それぞれに
好みがあるかと思いますが、
どちらかと言えばこの『スタンダード』は
スッキリとした輪郭の方、丸顔でも小顔な方に
特によく似合うフォルムです。
●ATLANTA(左)
『アトランタ』は1996年のアトランタオリンピックで
日本選手団が開会式などで着用したハットの
オリジナルの木型を使い製作したため
この名前が付きました。
というのも
アトランタオリンピックの
日本選手団用の帽子を製作したのが
このメーカーさんなのです。
その木型を使ってもらい、素材、つばのデザインを
アレンジして、生まれたのがこの「アトランタ」です。
高さと幅のあるクラシカルなフォルムで、
しっかりとした輪郭の方に似合うカタチです。
小顔の方、細いお顔の方が被ると、
帽子が大きく見えすぎてしまうかも知れません。
では、実際に被ったところを見てみてください。
●STANDARD
↓ONLINE STORE↓
SUMMER HAT “STANDARD” 21000yen
●ATLANTA
↓ONLINE STORE↓
STANDARDの方がスッキリと見えますね。
一方、
ATLANTAはどんくさい感じがなんとも言えません笑
私は顔の大きさ、輪郭的には
どちらでも良さそうなのですが
個人的にはATLANTAの方が味があって好きかも。
お好みで選んでくださいね。
あと、
保管方法について聞かれることも多いのですが
今回はハット専用のキャリングケースが
付属していますので保管方法にも困りません。
マキシンさん(製作いただいているメーカーさん)
から提供していただいているケース。
なかなかのスグレモノです!
※別売りをご希望の場合は3240円です。
ということで、2種類のハットでした。
すべて手作業で作られているため
店頭にも大量に在庫があるわけではありません。
現在も品切れしているサイズがありますが
また入荷してまいります。
もし、お好みのモデル・サイズが品切れしている場合には
入荷連絡のお約束も承りますので
お気軽にご連絡くださいね。
ではでは今日はこのへんで~