POST TITLE - 2020.07.01
名品M52チノショーツをカスタム!
1960年代 M52 フレンチアーミーチノ
今日はいつもと少し違った商品の紹介です。
1960年代のフレンチアーミーチノショーツに
MOATでカスタムを施したショーツになります。
『約60年も前に生産された名品』
M52チノと言えばフランス軍らしい
インプリーツ仕様やヒップにボリューム感のある
独特なシルエットのチノパンです。
米軍の直線的で男くさいシルエットのチノと違い
太いシルエットながらも洗練された雰囲気のある
独特のシルエットが特徴です。
ここ1、2年の流れをみると
ミリタリー関連アイテムの中では
人気、価格共に上昇率No.1のアイテムと言えるでしょう。
そんなフレンチアーミー M52チノ ですが
昨今の注目度の高さを考えると
フレンチアーミーM52チノに
ショーツ版が存在することを
ご存じの方も多いのではないでしょうか?
ムラ感のある雰囲気抜群の生地、
そして独特のシルエットはフルレングスチノ同様
他には見ることが出来ない特徴を持つ
とても魅力的なショーツなのです。
今回、デッドストックのM52チノショーツの
サイズ5とサイズ6をセレクトし
ウエストバンド後ろ側にゴムを内蔵することで
このショーツの最大の特徴である
独特のワイドシルエットを確保しつつ
穿きやすさを格段に向上させました。
『太さ、長さのバランスが良い5,6サイズ』
フルレングスのM52では希少とされる
小さめのサイズですが、
ショーツの場合には個人的には
小さめサイズは あまりおすすめしていないのです。
というのも、
ショーツの場合はフルレングスとは異なり
サイズに関係なく、レングスがほぼ同じなため
小さめサイズになると太さ、長さのバランスが
それほど良くないと思うからです。
もちろん着用する方の体型にもよりますが
太さ・長さのシルエットバランスが良いのは
サイズ5,6だと思っています。
そこでサイズ5,6をベースにしたいと考えました。
『M52チノショーツの問題点』
しかし、バランスの良いサイズ5,6は
ウエストが大きいという問題もあります。
サイズ5で約90㎝
サイズ6なら約93㎝ほどあります。
一般的なデニムのように
よく縮む生地ではないため
乾燥機でがっつり縮めても
ウエストはせいぜい3センチ程度です。
そこで、ゴムを内蔵することで、
ウエストが大きく、穿きづらい問題を解消しました。
フレンチアーミー、M52チノショーツ。
ゆったりシルエットに興味はある・・
穿きたいけどウエストが大き過ぎる・・
そう思って諦めていた方はぜひお試しください。
マニアックでアジのあるデッドストックミリタリーを
今のパンツと同じ感覚で
普通に穿くことが出来るようにカスタムしました。
ヴィンテージミリタリーマニアの方からは
邪道だ~!と言われてしまうかも知れませんが笑
コレクターアイテム、というよりは
単純にファッションとして楽しみたいというのが
一番ですからね~
『オーバーサイズパンツ着用の難しさ』
オーバーサイズを日頃から着用されている方なら
きっと共感いただけるかと思うのですが
ウエストの細い人が大きいサイズを
ベルトで絞って穿く場合には、
生地を寄せる箇所が 難しく、
見栄えが悪くなることがありますよね。
このゴム加工の場合、
後ろ側にのみゴムを入れることで、
フロントが非常にすっきりと見えるため、
オーバーサイズを穿いているような
生地のたわみを出さず、
オーバーサイズシルエットの演出が可能なのです。
これはM52チノショーツ特有の
たっぷりとしたシルエットを普通に楽しめる
そんなアイテムなのです。
とまぁこんなショーツなのですが
今回はさらに、
カラーバリエーションを増やしてみました。
オリジナルではカーキ(ベージュ)一色なのですが
オリーブ色のショーツも欲しいなぁ、
ってことで、オーバーダイ(後染め)で
私が個人的に欲しかったライトオリーブ色も
作ってみました。
これがまた抜群に良い色に仕上がりましたよ。
ここ最近は
このカーキとオリーブの2色を交互に穿く日々が
続いております笑
M52チノ(フルレングス)が
そうであるように、このショーツも
ワイドなシルエットにどうも中毒性があるようです笑
ということで、
今日はMOATでカスタム(リメイク)した
M52フレンチアーミーチノショーツのご紹介でした。
ご興味のあるかたはチェックしてくださいね。
では、今日はこのへんで~